2011年6月1日水曜日

危険なプラナンの過ごし方 -Phranang danger!

弟くんのためにロッククライムを探していた私達。弟君がやりたいのは、所謂ロッククライムではなく、ボートでポイントへ向かって、海の上にそびえる岩を器具なしで登るDeep seaというもので、アオナンではうまく情報を集めることが出来なかった。朝からボートでプラナンへ向かうことにしていた私達は朝御飯を済ますと桟橋を目指した。人が集まるのを待って、ボートは出発。プラナンには3つの船着場があり、船頭さんに言えば、連れて行ってくれる。ローシーズンだからだろうか、ガイドブックにある桟橋からはボートは出ず、違う桟橋まで車で連れていかれた。若干残念なお天気だけど、仕方が無い。乗り合わせたタイ人のおじさんにチキン島の場所を教えてもらいながら20分程度でライレイウエストについた。桟橋はなく膝位まで水に浸かっての下船となる。とりあえず明日のためにロッククライミングの会社を探したが、ピピ島のスキューバ屋さん並みに犬も歩けば状態。何軒かに聞いて明日催行する会社をみつけ、予約まで済ませて万事休す。何人もの西洋人がロッククライムしているのを見かける。ツアーみたいにしている人もいれば、自前の器具で個人で挑んでいる人もいた。ほぼ90度の岩肌を登って行く人等をみて、はぁ勇敢だことと感心していた。まさか自分もロッククライムに劣らない恐怖体験をするとは思わずに。。
地図にあるviewpointをみて軽い気持ちで向かった。「滑りやすい、注意」という看板が突如現れ、どうやらここが入り口の様。入り口から早速急斜面にロープ。しかも今朝の雨のせいか、地面ぐちゃぐちゃ。もっと楽しくハイキング系かと思いきや。。でもラグーン行ってみたいし。とにかく登ってみて、ダメなら引き返すことにした。この道、本当に危ない。普通の状態でも子供は無理。まして雨のせいで地面はぬるぬる、ロープは土でドロドロ、余計に滑るので、捕まっても意味がない。足を引っ掛けるには木の根か岩。時々、私の足の長さでは届かない程。蚊の大群が私の行く手を阻むけど、払っている余裕がない。一度滑って泣きそうになったが、多分今日登った人は皆汚れただろう。ラグーンは後少しまでの所まで行ったけど、最後の80度の傾斜に阻まれ、断念。行きたかったけど、命の方が大事だ。なんとか帰還するも皆赤土まみれ。海に入る為にこの島の名所、プラナンケーブビーチへ。うわーっ♡ガイドブックで見たことのある光景が目の前に広がっている。感動した。さっきまでの辛いトレッキングも忘れる位、喜んで写真をとった。プリンセスケイブの入り口を見つけるもライトなしでは何も見えないという事で、平和にお昼ご飯。どこかのホテルで軽くご飯を食べて、島を後にした。高波で、キャ〜キャ〜騒ぎながら、アオナンに到着。

viewpointハイキング
ジャングル顔負けの道のり
ケーブビーチにて

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